#4 映画で英語を学ぶ方法
How are y'all? 皆さんこんにちは、Davidです!
今回は、楽しく英語を勉強する方法の一つをご紹介いたします!
語学を真剣に学んだことがある方なら1度は「映画で語学を学ぶ事」をお勧めされた事があるのではないでしょうか?私も周りの友達によくおすすめします。では、実際にどのように映画を用いたら効果的な語学学習ができるのでしょうか?今回はその「方法」と「身につけることの出来るスキル」の2点に分けて共有します!
※なお、今回は英語を学習することを前提としてご紹介しますが、他の言語を学んでいらっしゃる方にも参考にしていただけるように一般化して説明します!
①洋画を見て身につく英語力とは?
まず始めに、洋画を見て身につくスキルについて簡単に挙げていきます。私が思うに、洋画で身につくスキルは、「リスニング力」、「語彙力」、「イントネーションの慣れ」、「表現力」の4つだと思います。つまり、よく英語4技能とカテゴライズされている「Speaking」「Listening」「Writing」「Reading」のうちの「Listening」の強化に洋画鑑賞は最も向いています。ですが、前述した通り語彙の補強やネイティブらしい話し方(イントネーション)に慣れるため、また表現力を養う目的でも洋画は非常に役に立ちます。これらのスキルは間接的に「Speaking」や「Writing」のスキルの向上にも繋がると思います!
②洋画を英語学習に取り込む方法
では、実際にどのように洋画を活用すれば良いのでしょうか?次は、この問いについて目的別に3つに分けてご紹介して行きます!
⑴リスニング力の強化
これは、非常に簡単です!繰り返し見るだけです。しかし、ただ繰り返し見るだけでは効率が良くありません。そこで、私流の洋画の見方を皆さんにご紹介します。
その方法は...
【日本語で映画を見て内容を理解し、覚える】
↓
【英語に切り替えて英語字幕を付けて見る】
↓
【字幕を消して英語の音声だけで見る】
ここでのポイントは難しすぎる映画をチョイスしないことです!例えばサスペンス系の映画は法律や犯罪などに関わる難しい単語が多く使用されているので、恐らく苦戦すると思います。(もちろん、難しいものに挑戦したい方は全く問題ないと思います。)また、もう1つのポイントは、自分の英語力に見合った映画を選ぶことです。英語学習初心者の方が『Gossip Girl』シリーズを見ても全く内容に付いて行けずに、ただただ聞きなれない不規則な雑音を聞いているのと同じことになり兼ねません。一方で、英語上級者の方がいつまでもディズニーを見てリスニング力を養おうと努力しても、現状維持になるだけです。
自分の英語力に見合った洋画を見極める方法で私がいつも提案しているのが、その映画の冒頭5分〜10分だけを見て、約50%理解できるくらいの難易度の映画を選ぶという方法です。
⑵語彙力の強化
次に語彙力強化です。映画を見ながら知らない語彙をメモして、その単語をスマートフォンで意味を調べてそのページのスクリーンショットを撮って、そのスクリーンショットを自分だけの単語帳として移動中や隙間時間に見返すことで、効率の良い語彙習得が可能となります!(スマートフォンをお持ちでない方はノートを英単語ノートを1冊作ってもいいと思います。)
【英語字幕で知らない単語を書き写す】
時間がかなりかかりますが、継続は力なりで頑張りましょう(笑)ただ、知らない単語を全て書き写すのはかなり無理があると思うにで、その映画内でよく使われている語彙のみをピックアップすると省エネ・時短になります!
↓
【スマートフォンで、書き写した単語を調べる(Weblio等の辞書サイト推奨)】
↓
【英単語と対訳(和訳)が見える位置でスクリーンショットを撮る】
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【写真フォルダで英単語のスクショだけのフォルダを作成する】
↓
【自分だけの辞書の完成!】
定期的に、そのフォルダを見返して覚えたものは積極的に消して行きましょう!沢山あると返って見返す気が起きなくなる可能性があります!
⑶表現力の強化
映画を見ていると時々「え?今の英語どういう意味だろう?」と思うことありますよね?
例えば、"It's a case of sour grapes"という表現を耳にしたとします。普通なら「それは酸っぱいぶどうの場合....」と解釈しますよね?しかし、"sour grapes"には「負け惜しみ」という意味があるのです。つまり、ここでの正しい解釈は「それは負け惜しみだ!」になるのです!こう言ったちょっと変わったフレーズを1つでも多く映画から拾って自分のものにできれば、表現力がより豊かになり、ちょっと粋な英語を話せるようになるかもしれません!
③スピーキング力も伸ばしたい方へ
でもやっぱりスピーキング力も伸ばしたいと思われる方、少なくないはずです!そこで私が提案する方法は、覚えたフレーズを口に出して練習することです。もちろん、英会話力向上に直接反映するとは考えにくいですが、会話はフレーズの集合体ですので、少しずつ蓄積したフレーズをアウトプットする練習をすれば、長い目で見るとスピーキング力向上につながると思います。
もう一つ、強いてお勧めするとすれば「シャドーイング」です。映画のセリフと合わせてセリフを同じスピード、同じイントネーションで言う練習をしてみてください。すると、ネイティブの話すリズムが掴めますし、さらに口が英語になれるのでスピーキング力UPが期待できます。しかし、このシャドーイングは初めの頃はかなり難しいので続かない人がいます。シャドーイングこそ続けることに意味がある練習方法だと私は思うので、やるからには是非長く続けてくださいね!
【まとめ】
1. リスニング力を鍛えるには、自分のレベルにあった英語が使われている映画を繰り返し見ること。
2. 語彙力を鍛えるにはスマートフォンで自分だけの辞書を作成する。
3. スピーキング力も同時に鍛えたい方はシャドーイングを継続すること!
今回ご紹介したのは100%私の考えであり、一方法論です。第二言語習得と言う学問の研究は進んでいるため、他にも沢山の方法論を唱えている方も沢山いらっしゃいます。また、個々人によって向き不向きもありますので、このブログで共有した勉強法はあくまで参考程度に捉えていただければ幸いです!英語に限らず、第二言語、第三言語...を習得するのは容易なことではありません。また、非常に時間もかかります。そのため、すぐに成果が見えず勉強を途中で断念してしまうかたも多くいらっしゃいます。しかし他の言い方をすれば、長く続ければそれだけ身につけることができるのが言語です!長い目で外国語習得を目指してくださいね!今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!もし、皆さんなりの語学学習法がございましたらコメントでシェアしていただけると嬉しいです!
Have a lovely day~:D
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