#6 米国留学に必須!?TOEFLとは?
How are y'all? 皆さんこんにちは、Davidです!
今回は、英語圏留学に必要なTOEFL受験に関するお話をしていきます。アメリカを初め、英語圏への留学を目指すに当たって、「私はこれだけの英語力があるから、あなたの大学で英語の授業についていけます!」と言う証明を提出しなければなりません。語学留学とは違って、正規留学は英語が出来て当たり前と言う前提で話が進みます!英語力の証明に使われる試験は様々ありイギリス・オーストラリア・ニュージーランドなどでポピュラーであるIELTSに対し、アメリカ留学で最もポピュラーな試験がTOEFLと言われています!今回は特に、そのTOEFLについてご紹介していきます!
①TOEFLとは
TOEFLはTest of English as a Foreign Languageの略で、「外国語としての英語試験」と言う意味です。このTOEFLは世界で最も使用されている英語能力試験と言われており、現在2種類の形式のTOEFLが日本で実施されています。どちらも、日常生活ではあまり関係のないアカデミックな内容の試験となっており、難易度も高いです。では1つずつ紹介していきます!
▷TOEFL ITP(Institutional Testing Program)
→非公式な試験で、団体受験専用です。大学の英語のクラス編成のためによく使用されます。また、日本の大学から英語圏への交換留学生を選抜する際にも良く使用されます。また、あまり知られてはいませんが、このTOEFL ITPにはLevel 1とLevel 2があり、Level 1はTOEFL PBT(日本では現在実施されておりません)の試験内容をそのまま使用したものです。一方で、Level 2はTOEFL PBTの問題を再構成して難易度を低く設定した試験です。日本の大学でよく目にするLevel 1 TOEFL ITPについて細かな情報を書きます!
試験時間:約115分
内容 :リスニング、リーディング
回答形式:マークシート
スコア :300~677
受験料 :5000円弱(受験人数によって値段が変わりますのでこの値段より安い場合もあります。)
▷TOEFL iBT(Internet based testing)
→公式な試験で、個人での受験が可能です。正規でアメリカ留学を考えている学生の殆どが受けることになる英語試験です。非常に難易度の高い試験で、TOEFL ITPとは全く違う試験内容です。
試験時間:約4時間
内容 :リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング
回答形式:パソコンとマイクを使用(多岐選択、エッセイ、スピーキング)
スコア :30~120
受験料 :$235~275(日本円ではなく、アメリカドルでの案内が多いです。また申し込みの時期によって値段が変わります)
②必要なスコアは?
ではここで本題ですが、どの試験でどれだけのスコアを取得する必要があるかについてご紹介します。正規留学の為に受けなければならない試験の種類はTOEFL iBTです。TOEFL ITPを受けても留学に必要な正式な書類にはなりませんのでご注意ください。
また、どれだけのスコアを取れば留学ができるのでしょうか?答えは、「大学によって異なる」です。ただ、TOEFL iBTの61点あればアメリカの大学への出願が可能と言われています。しかし、61点で出願できる大学はかなり限られて来ます。つまり、最低ラインです。
では、TOEFL 61点とは英検でどのれべるなのでしょうか?TOEFL 61点は、英検準1級ギリギリ合格レベル程度だと言われています。つまり、日本人にとって簡単に取れるスコアではありません。さらに、出願する大学の選択肢を広げるためには、80点前後(英検準1級余裕合格〜英検1級まであと1歩レベル)を取る必要があると言われています。アメリカの有名大学を目指すのならばTOEFL iBT 100点以上(英検1級合格レベル以上)のスコアを取得しなければいけません。下に、留学生に人気なアメリカの大学トップ10とアイビーリーグ(日本でいう旧帝大のようなトップスクールの総称)の出願に必要なスコアをまとめてみました!
【留学生に人気なアメリカの大学トップ10】
10位:ワシントン大学 76点
9位:ボストン大学 95点
8位:パドゥ―大学 77点
7位:カリフォルニア大学ロサンゼルス校 87点
6位:ノースイースターン大学 79点
5位:イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校 79点
4位:コロンビア大学 100点
3位:アリゾナ州立大学 61点
2位:南カリフォルニア大学 100点
1位:ニューヨーク大学 100点
【アイビーリーグ】
1 ブラウン大学 90点
2 イェール大学 100点
3 コロンビア大学 100点
4 コネール大学 100点
5 ペンシルベニア大学 112点
6 プリンストン大学 107点
7 ダートマス大学 N/A
8 ハーバード大学 考慮されない
③TOEFL iBT 61点取得が難しい方へ
TOEFL iBT 61点は先ほど申し上げた通り、決して容易に取得できるスコアではありません。しかし、頑張ったけどスコアを伸ばせなかった....。でもどうしてもアメリカ留学の夢を捨てきれない方へ朗報です。実は、願書提出時に必要となる十分な英語力(TOEFL iBTのスコア)を持っていなくても留学生を受け入れてくれる大学が存在します!
⑴条件付き入学
条件付き入学とは、入学から半年ないし1年程度、第二言語としての英語を学ぶためのコースを受講しながら、正規の留学をするという方法です。言わば、語学留学が盛り込まれた正規留学です。詳しくは、留学コンサルタントに相談してみると良いでしょう!
⑵コミュニティ・カレッジ留学
コミュニティ・カレッジとは、日本でいう短大のようなもので、十分な英語力を持っていなくても留学生を受け入れてくれるところが案外沢山あります。またこのコミュニティ・カレッジを2年で卒業し、その後4年制大学の3年生に編入するという方法もあります。
いかがでしたか?留学をする為にはこの他にも様々な試験を受け、ビザを取得し、エッセイを書き、住む家を探し、入学金やRoom & Board(ミールプランと部屋代)の費用を支払う手続きをし、現地に銀行の講座を開設し....と、しなければならないことが沢山あります。特に、TOEFLで求められているスコアを取得するには長い時間がかかります。自分の行きたい大学に必要なスコアをしっかり調べて、そのスコアを目標に英語学習をすぐに開始しましょう!また留学をする際には、しっかりと保護者の方と相談し、早い段階から準備を始めましょう!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!今後も、また留学に関する情報をみなさんとシェアしていきますので、よければまた読んでください!
Have a lovely day~:D
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